平成21年度総会

平成21年度 首都圏大曲会総会兼親睦パーティー賑やかに開く
  日時:7月18日(土) 会場:東京 帝国ホテル「光の間」

栗林市長など地元からも多数の関係者が参加

首都圏大曲会の総会兼親睦パーティーは毎年一回、東京・千代田区の帝国ホテルで開催さ
れます。今年も7月18日(日)午前11時から午後2時半まで、総計130名が参加して盛大に行
われました。

地元大仙市からは栗林市長をはじめ久米副市長など関係幹部、議会からは議長代理として
児玉裕一市議会議員他地元選出議員として杉沢智恵子議員、佐藤孝次議員が出席しました。
また大曲商工会議所高橋寛会頭、秋田おばこJA大曲支所担当理事の進藤重考さんも地元
経済界を代表して出席しました。

首都圏大曲会は大曲をふるさととする首都圏在住者、大曲に勤務など大曲に滞在経験者な
どを中心に構成されています。中には現在地元に住んでいながら会に席を置いている人もい
る、まさに首都圏と地元の混在した広がりのある組織でもあります。

昨年は創設20年という記念すべき総会でした。それに比べ今年は新たな20年へ向けてス
タートの年と位置づけ、意気込み新たな総会となりました。特筆されることは、今年から参加者
全員がテーブル着席による総会に替わったことです。

活動報告、会計報告、21年度活動案等満場一致で承認

総会は平成20年度活動報告、会計報告がなされ、小松美智子監査担当幹事から監査報告
が行われ、出席者の拍手で承認されました。続いて本年度活動案ならびに予算案の報告が
行われ、これも満場一致で承認されました。

なお今年度は幹事任期満了に伴い幹事選出の年にあたります。幹事選出のあたっては、就
任辞退者を除いては留任頂き、新しく佐藤健さん(花館出身)を幹事に迎えた新体制で提案し
承認されました。(幹事一覧は別掲)

総会から懇親パーティーとなると去年までは2時間以上の長時間も立ち通しとなり、特に高齢
の会員にはかなり堪えたものです。そこで今年からは経費を度外視してでもテーブル着席に
切り替えようと、早速実行に移ったものでしたが、これは予想以上に好評でした。「大曲会の
総会は疲れる」というのが定評だったようで、これで来年度からの総会は出席者も多くなるだろ
うともっぱらの噂でした。

総会はここ数年、「DVDで見る大曲の花火」から開始されます。今年はこれに先駆けて大仙
市農林商工企業対策室が製作したDVD「ものづくりの拠点を目指して」の映像を流しました。
企業誘致を目標に、意欲的に取り組む大仙市の姿を紹介する内容で、懐かしい景色や新しく
生まれ変わった大仙市を見ることが出来て好評でした。続いて「大曲の花火」が映し出され、
さすがは世界に誇る我がふるさとを代表する花火大会と、参加者の郷愁を呼んでいました。

新たにテーブル着席のスタイルを導入

総会は午前11時半、大友律子副会長の司会で始まりました。

挨拶に立った大釜会長は、参加した会員へのお礼の言葉に続き、無投票で再選された栗林
市長へのお祝いを述べ、昨年会創設20周年を記念して行われた「ふるさと探訪ツアー」で訪問
した大曲旧市内の様子にふれ、『道路が整備され市全体の発展要素は整いつつある。私たち
はふるさと大曲をより身近な感じ、発展に寄与するために私たちに出来る範囲で最善の努力を
しよう』と呼びかけました。

続いて栗林市長から、「大曲は大仙市の核となり地区で、それだけに首都圏大曲会の活動に
は注目し期待している。人が活き人が集う夢のある田園交流都市の完成を目指してみなさん
のご協力をお願いする」という祝辞を頂きました。

高橋大曲商工会議所会頭は総会開催の祝福とともに、大曲の花火実行委員長の立場から、
今年の花火大会のスケールを魅力的に話されました。今年第83回を迎える大曲花火大会は、
大会提供花火の規模を一段と大きくして一層引き立たせる大会にするとの決意を吐露され
参加者の期待に火をつけた感じでした。景気の低迷が各地花火大会の休止を余儀なくされ
る中、大曲はますます盛大になっていく誇りを強く感じました。

次いで大仙市役所企画政策課地域政策班大沼奈々主任から「ふるさと納税」についての報
告があり、今年もよろしくご協力願いたいとの要請がなされました。昨年の大仙市が受けた
「ふるさと納税」は、金額にして県内第3位の好成績でした。今年も私たちのふるさとを思う気
持ちを結集して応援して行きたいと思います。

大仙市ふるさと会からもご参加いただきました。ドンパンふるさと中仙会、首都圏仙北町ふる
さと会、ふるさと太田会の皆さま、有難うございました。なお祝電が、秋田県東京事務所福原
秀就所長、外務大臣政務官 御法川信英衆議院議員から寄せられ披露されました。

児玉裕一市議会議員(議長代理)の発声で乾杯

総会が終わるといよいよお待ち兼ねの懇親パーティーです。乾杯のご発声は大曲市議会議
長代理として児玉裕一議員の乾杯発声で懇親会は始まりました。

総会はそれぞれ出身地区のテーブルに着席して行われましたが、懇親パーティーとなると
自由です。地区は違ってもお馴染み顔を発見すると、「おや珍しい」「元気だったか」と、言葉は
弾み、お互いの親交を確かめ合うグループが各所にできて話に花が咲きました。

今回も大曲の特産物を即売する特設ブースができて、ここでは東京ではなかなか手に入らない
「えご」「しその実」「いぶり大根」など。あるいは「なす漬」「笹巻き」や「三杯餅」「おやき」なども、
いろいろと懐かしい品が並びました。呼び方こそちょっとハイカラにはなりましたが、そのどれに
も見覚えがあり、昔のままの味そのままを懐かしがる人が多く、やっぱりふるさと会はこういうものが
即売されて楽しいなと、弾んだ声も聞かれました。

昨年のこの会から扱うようにした「大農のジャム」「大農のジュース」は、今年も大農関係者のご好
意とご尽力で販売することができました。これは大農の実習から生まれたふるさとを代表する特製
品。特にジャムは「何個でも欲しい」という人もいて、首都圏大曲会としては隠れたベストセラーで
す。産学連携が時代のトレンドとなっていることからも、大仙市の名産品として関係者間で積極的
に生産、販売の方法を考えると、意外なヒット商品になるように思われます。

今年も試食用として提供された漬物は大好評。「これがあれば酒っこは旨い」と、本格的な漬物の
味にみなさん大喜びでした。

昨年の総会は日本酒がなく、「これでは秋田県出身者の会とは言えない」とばかり、今年の総会に
は大曲商工会議所の高橋会頭が大吟醸「松倉」などの銘酒を提供してくださいました。「大吟醸な
んか、普段は簡単には飲めません」とばかり、のん兵衛会員は大喜び。瞬く間に消えて行ってしまい
ました。やっぱり日本酒の底力は凄いものです。

久々に高田洋子さんのフラダンス
富士琴美さん、千葉トシ子さんも出演

今年の総会では三年ぶりに高田洋子さんのフラダンスを鑑賞することができました。
何事にも熱心な高田さんのフラダンスは、本場ハワイの大会や、アメリカ本土で行われた権威ある
大会で何回も入賞しまた優勝も飾っています。今回はソロのダンスでしたが、年齢不詳の元気さで、
ますますつやっぽいフラダンスのご披露でした。

大曲出身、東京で活躍するプロの歌い手となれば、それは浪曲の富士琴身さん、民謡の千葉トシ子
さんが双璧です。お二人は毎年の総会で歌を披露してくださいますが、今年富士さんの出し物は
音曲つきの手品でした。終わったあとは仕掛けまで説明して笑いを取り、何とも親しみ深い出し物
でした。

千葉さんはご子息畠山一洋さんの三味線を伴奏にした民謡と、佐藤重光さん作詞の歌謡曲を歌って
くださいました。ラジオやテレビの放送でも活躍する千葉さんですからファンも多く、その冴えた民謡は
ふるさとを偲ぶに十分な輝きがありました。ご子息の一洋さんも三味線にますます磨きがかかり、八月
には名古屋市で開催される津軽三味線のコンクールに出場することになっています。歌が終わったと
ころで津軽三味線による独奏が披露されるとアンコールの声と一拍子の拍手が沸き起こり、母子で
これに応えるなど、和気あいあいの雰囲気が満ちたパーティーとなりました。

大いに盛り上った「お楽しみ福引き大会」

パーティーの呼び物は「お楽しみ福引き大会」です。今年も地元企業、商店をはじめ、乳頭温泉郷や
田沢湖畔のイスキア宿泊券、総会会場の帝国ホテルから食事券など沢山の景品の提供を頂きました。

福引きの進行は小松美智子幹事が行い、これを他の幹事や市役所の大沼主任などがサポートする
形式で行われました。抽選箱から番号札が引き出される度に耳をそばたて、数字が自分の持ち札と
一致すると歓声をあげてステージに飛び出してくる姿は、毎年の光景ではあってもじつに微笑ましい
ものです。景品をご提供くださった方々、そしてパーティーの場を楽しく豊かな雰囲気にしてくださった
関係者の方々に感謝の念満ち溢れたひとときでもありました。

予定されたスケジュールに沿って今年の総会兼懇親パーティーは順調に進み、午後2時15分、「来年、
またこの会場で会いましょう。皆さんどうぞ元気でお過ごしください」と呼びかける鈴木副会長の挨拶で、
熱気と興奮の中に会はお開きとなりました。

参加者全員にご提供いただきました。
秋田民報社から最新の「秋田民報」、佐藤久男さんの「こだわりのアキタコマチ」、菓子司 つじやから「三杯もち」

今回総会開催にあたり参加者全員に、大仙市高関の佐藤久男さんから「こだわりのアキタコマチ」の
ご提供を頂きました。この米は佐藤久男さんが、人畜無害、有機肥料である内城菌を使って栽培した
有機米で、会報『ふるさと大曲』にも詳しく報道されています。純粋なアキタコマチであるこの米は安全
性、味が抜群で、ぜひ首都圏大曲会の皆さんに食べて頂きたいと佐藤さんは話しています。ご注文の
方法は会報に掲載していますが、お手元にない方は首都圏大曲会事務局(03-5213-2028)に
ご連絡ください。ご案内いたします。またつじやの「三杯もち」は昔からお馴染みのお菓子です。とても
懐かしい食感で、子どもの頃を思い出しました。大曲にお帰りの節はぜひつじや菓子店でお買い求め
ください。

有機肥料「内城菌」を無料配布

なお佐藤久男さんからは有機肥料の「内城菌(うちしろきん)」をサンプルとしてご提供いただきました。
菜園はもちろん花壇やベランダ栽培などの肥料として効果を発揮するといわれます。人畜無害、口に
入れても大丈夫という有機肥料です。総会終了後お帰りの際希望者にお配りしました。希望したが品
不足で入手できなかった方にはお詫びいたします。

来年の総会兼懇親パーティーは7月24日(土)、今年と同じ帝国ホテル「光の間」で開催します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  総会風景を写真でご紹介します  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
▲会員を迎える総会会場入り口
▲混みあう受付
▲歓迎の挨拶をする大釜茂璋会長
▲お祝いの言葉を述べる栗林次美大仙市長
▲“第82回大曲の花火”のPRも。
高橋寛大曲商工会議所会頭
▲来賓紹介(大仙市議会議員のみなさんなど)
▲来賓紹介(大仙市首都圏ふるさと会のみなさん)
▲大仙市議会議長代理として出席した児玉裕一議員
▲栗林市長とアトラクション出演の富士琴美さん
▲音楽入りマジックを演じる富士琴美さん
▲フラダンスの高田洋子さん
▲子息の畠山一洋さんの伴奏で歌う千葉トシ子さん
▲右は市会議員の杉沢千恵子さん、
左は妙乃湯の女将佐藤京子さん
▲特産品販売コーナーは今年も人気を呼んだ
▲同左

食べて、おしゃべりをして、会場内は懐かしい仲間の輪が各所にできた

▲お楽しみ福引き大会をリードした小松美智子幹事
▲鈴木副会長の誘導で
艶やかな着物姿の大友副会長も抽選に加わる
▲お開きの挨拶 鈴木繁副会長

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